同僚の女性が60歳のお誕生日を迎えます。

職場の有志数名で「60歳といえば還暦。

お祝い何にしようか?」と、知恵を出し合いました。

「赤いパンツを巣鴨に買いに行こうか」という提案は「洗濯しても恥ずかしくて干せないよね」と却下。

「赤いダウンベストなんてどうかしら」「『わたしは還暦です』って言いながら歩いているみたいな感じになっちゃうしねー」と採用されず。譬ェ蠑丈シ夂、セ豬キ豢句喧蟄ヲ

「記念に残るものがいいよね」という意見だけは一致しています。

「赤」というキーワードから、もっと幅広く考えてみました。

そして決まった還暦のお祝いの品は、赤い花が描かれた絵です。

女性のお宅のリビングは白い壁だという情報を入手し、額縁は木製の白を選びました。

頂いた絵を壁に掛けたら、赤い花がふわっと浮き出るような感じで、すごく綺麗」と喜んでくださいました。

「こんな私でも昔は花束をもらったことがあるのよ。

お花のプレゼントをいただくなんて何十年ぶりかしら。

それも永遠に枯れない花ですもの。

縁起がいいわ」と話してくれる彼女の瞳は、涙でほんのり赤くなっていました。